ボンダイ(ボンK日報)

あれやこれや

嫌韓ブームの真相、SEALDsの現実

1.ネット右翼誕生秘話。

「ネットから産まれた草の根の市民団体」として、
書籍や動画などで謳われていますが、

そもそも、あの2ちゃんねる内でも
ネット右翼の活動資料は創作だ」ということはもうあまりにも有名な話です。

マスコミなどでは言及されていませんでしたが、
あの手の活動家達には実際には裏側がありました。

 

2000年代、ネット右翼の工作の目的は現実逃避に過ぎなかったということ。

そして、実際にあったとする捏造のあと。


当時の2ちゃんねる内でも
「あり得ない」「ヤラセ」として大きく非難されていたのです・・・。


実際にあのようなやり取りが行われれば、
そもそもクレームが殺到するのが理なのに、
2000年代後半になるとあのような邪魔も無く、美談として成立してしまってます。


そもそも、ネット右翼の話は、
まともな言論界隈ではほとんど目にすることは無いんです。

むしろああいった人間らしいやりとりが日常的に行われるのは、
オカルト系の世界のほうでしょう。
ネット右翼のような生活がしたければ、
オカルトクラブでも加入した方が確実かつ賢明なのです。

 

ネット右翼はそういったものを「痛い」として、
本来はそれを攻撃する側であり、それが日常です。

皆様もこれが「いかに不自然なことなのか??」お分かり頂けると思います。

これらのことからも、非2ちゃんねる関係者側が意図的に盛り上げたとしか考えられないのが、実際のところです。

 

また、ネット右翼の言う根拠については、あらゆる人物が真実と発言し、画像などが証拠のように振舞われていますが、そもそも集団ストーカー問題の一件でも挙げられるように、普段から嘘ばかり付いている「狼少年」の証言など、誰が信用できるのでしょうか??

実際には、ネット右翼のいう事実などは存在せず、
一般の人間が2ちゃんねらーを演じ、それを盛り上げていたのは
もはや2ちゃんねる内でも知られる、事実でもあるわけです。

 

そして実は、当時の出版業界では、ネット右翼の実態に関するレポートを

連載する予定だったというのです。


しかし時期を同じくして、
ネット内で「本を出すべきだ」などという大規模な意見が巻き起こり、
出版社も結局そちらに付いてしまった為、
暴露本は出版されず、結局この「ネトウヨ本」が出版されてしまう。

もし、当時の証言が本当ならば、
出版社はネット右翼の虚構を知りながら、
そして「ネット右翼の根拠」が創作である事を知りながら、
出版化した事になります。

こうして日本のネットは、
批判記事の連載を食い止め、なおかつネット右翼という話を持ち出して
大きな宣伝材料を作り出すことができたのです。

 

2.嫌韓ブームを煽ったのは?

出版された「ネトウヨ本」。
その出版者が後に右派団体を結成することになるのですが、

その舞台となった日本社会では、
この直前まで、大きな問題の渦中にいたことは、
皆さんの記憶にも新しいことかと思います。

そう。韓国・中国による反日騒動です。

 

騒動の後、ネット右翼は政界でロビー活動を行います。
そしてその直後、ネット右翼の市民団体化が急スピードで実現していきます・・・。


ネット右翼」がいかに不自然に持ち上げられ、
嫌韓ブームの火をつける為の強引な印象操作が行われていたかは
気付かないまでも違和感を感じていた方も多いのではないでしょうか。

 

おそらく、この印象操作には政治家が一枚かんでいたと考えるのが自然でしょう。
この手法は今のネット工作に通じる手口そのものでもあるからです。

だから普段とは違和感のある、
「今、これがはやってるよ!」
とでもいいたげな、ネトウヨ流の不自然な盛り上げが行われ、
かなり強引に「ネトウヨブーム」が到来したのです。

 

もうお分かりかと思いますが、つまり「嫌韓ブーム」というものは、
『ネットユーザー』→『2ちゃんねる』→『政治家』
このような流れで施されたということなのです。


そして同時期に、その嫌韓ブームにうまく便乗して
パロディをふんだんに多用したflashが流れていたのを、
覚えてらっしゃる方もいるかと思います。

終始K-POPが流れているFLASH・・・。


あの2ちゃんねるFLASHです。

 

このように、当時は2ちゃんねるネトウヨ色に染まり切っており、
FLASHまでパロディが使われるという、
極めて奇怪な状況が起こってしまいます。

つまり、
当時は2ちゃんねるネット右翼にジャックされかかっていたのです・・・。
2ちゃんねるが、「ネット右翼に支配された言論」になりつつあった、非常に熱狂的な状態があの当時の実態です。

 

3.2ちゃんねるの責任と"隠されたメッセージ"

 

ネット右翼の台頭は、
確かに2ちゃんねるも大手を振っての参画ではなかったかもしれません。
ほぼ強引に、一般人が参入してきたのですから・・・・。

 

実際に当時のYoutubeのとある動画では、
それを込めたメッセージが発信されていたように思います。
見ていた方はお感じになられたかもしれません。


あるオカルト動画では、ネット右翼の言論をデマとして論破するものでしたが、

そこで「いかにネット右翼の支配で一般サイトが被害を被ったか?」
ということを強く訴え、
密かに「今の日本ネットは彼らの本意ではない」と伝えていたと思います。

 

しかし、こうして悪徳カルトへの貢献をしてしまった2ちゃんねるの罪は重い。
世の中に多大な悪影響を与えた罪は重い。

逮捕者なども多数出し、組織的に犯罪や有害行為を世の中に蔓延させるようなカルト集団に、中高生などの若者を誘い込む手伝いをしているようなものなのですから・・・。


そして実際にそれで恩恵を得ているのですから・・・。

その罪滅ぼしのためにも、
ネット右翼の問題点を真っ先に報道してもらいたいところです。
それが「2ちゃんねるというメディアとしての責任」なのではないでしょうか?

ただ、実際に頼りになりそうなのは、
近年台頭しつつある嫌儲板なのかな?
というのが私の思うところです。

 

4.嫌韓ブームに騙されて・・・

 

その後、嫌韓ブームに載せられた、
特に当時の若者たちがネット右翼の市民団体に関わるようになります。
今では0円でも団体に加入できるので、
そういった形での参加者も増加します。


嫌韓ブーム」というものは、
かつてキ○○ト教が「魔女は悪魔」「信じるものは救われる」と称して
女性達を「牢獄」に、信者達を「貧困」に送りこんだものと非常によく似ています。


しかし、嫌韓ブームを見て明るい未来に期待して訪れ、「保守」「ネット右翼」になった人たちは、
何故ネット右翼の荒んだ実態を見て足を止めなかったのでしょうか?

 

初めて見たときに感じるネット右翼の異様さ。
それに誰しも強い抵抗感を感じます。

しかし、ネット右翼という場所は、普通にやりとりしていても
工作側が一般人を装って匿名で工作活動をしてきます。
そうすると、気付かないうちにそれがネット右翼の利益になってしまうのです。


人間と言うのは、どうしても憎悪や怒りに大きなエネルギーを裂いてしまう生き物です。

外国人への嫌がらせが気になってアクセスしているうちに、それがだんだんと習慣になってしまい、
最初は違和感を感じたものが気にならなくなり、やがては自分も口汚い発言をするようになってしまうのです。

こうして、2ちゃんねらーたちの中にネット右翼が定着し、ネット右翼は社会的地位を認知させるに至るのです。


そしてその後、時を同じくして、外国人による事件などの世の中に異常犯罪が急増しました。

これは憶測の域を出ない話にはなりますが、
嫌韓のヒット」→「ネット右翼の増加」→「異常犯罪者の増加」
という図式が私には見えてなりません。

具体的な証拠は無いのですが、
迷惑ばかり起こす、極めて危険な反社会的な場所に若者たちが入り浸ることで
迷惑への抵抗感が薄れ、ゲーム感覚で憎悪行為を犯すことは容易に想像できます。

これは、実際に異常犯罪者の中にネット右翼がいかに多いか?2ちゃんねるなどが統計を取れば明らかになると思うのですが・・・。

5.嫌韓ブームの終焉


しかしその後、また大きなニュースが飛び込んできます。
田母神俊雄の逮捕です。

それまで、2ちゃんねるでは「ネトウヨ用語」や「ニダー」などという言葉が、
無関係な板などでも頻繁に使われていたにもかかわらず、
その瞬間から「ぱたっ」と止んでしまいます。

この動きを見ていても、
当時の2ちゃんねるがいかにネット右翼に支配されていたのか?
そして嫌韓ブームを強く押していたのは誰なのか?
とても分かりやすいのです・・・。

そして田母神が逮捕されれば、その報復でもするかのように熊本地震関連のデマが爆発的に普及しているのです。

 

嫌韓ブーム・・・。
それは実は、このように裏側を紐解けば虚構に満ちた
危険な嘘吐きによるネット世論支配の悪質なプロパガンダだったのです。

本来、既存メディアと健全なムーブメント集団が手を結べば、オタクブームのような極めて有用なものができあがるはずです。
しかし、現在はネット右翼という「ネット社会の中世キ○○ト教」がドンと腰を吸えているのが現状です。
まだこの状況下では、ネットとメディアが手を結べば危険極まりないのです・・・。

2ちゃんねるの世論操作を付けねらうネット右翼・・・。
これを撤廃し、問題点をきちんと大きく見つめていかなければ、
この先また同じような危険が起こらないとは言えないのです。

 


巷で話題の「SEALDs」。

気弱な青年達の市民運動・・・。
そしてインターネットを介しての温かい人と人のやりとり・・・。
「素晴らしいな」
「感動した」
と思われた方もいらっしゃったと思います。

確かに、ああいった少年少女が勇気を出す純愛、
そしてインターネットやデモ活動での「助け合い」「友情」は、
とても素晴らしいものです。

 

しかし、この手の反戦運動はも実話とされていますが、それは全くの大嘘です。

 

さらにSEALDsを後援する左派組織の実態は、
このような美談や助け合いの集団ではなく、
むしろその『逆』すなわちネット右翼との「どんぐりの背比べ」。

対立する市民を「ウザッタイ」として罵倒し、
多くの市民などの人間味あるやりとりを無き物にしようとしている装置。
というのがSEALDsの現実です。

 

他のサイトやブログから、
『勝手に他人の個人情報を掲載し』、『事実無根の誹謗中傷を行い』

もはやネット右翼と目くそ鼻くそのうえに、
ネット社会、そしてその外側の現実社会にまで、
『害』をばらまき、
多くの方に甚大な被害をもたらしています・・・。

 

SEALDsに感動し、左翼に関心を持ったみなさん。

どうか騙されないで下さい!!


あのような、「助け合い」と「純愛」に感動したならば、
是非2ちゃんねるの非政治カテゴリなどの健全なコミュニティに
行かれることをお奨めします。

しかし、そのような場所にも、
ネット右翼残滓の魔の手が及び、嫌がらせやブログなどの炎上、
そしてMIXIや2ちゃんねるに至っては、
事実かどうかに関係の無い誹謗中傷を行っています・・・。

 

残念ながら、ネット右翼が健在の今の政治社会は、
全く理想からは程遠く、そして誰もがネット右翼ヘイトスピーチ被害者になるという大きすぎる危険を孕んでいるのが現状です。

あなたがSEALDsを見て、
「ネット社会全体に助け合いの市民団体」が素晴らしい!
ともし、思われたのならば、

SEALDsに行ってその期待をするのは大きな間違いです。
逆に「SEALDsをネット右翼ごと無くさなければ」
あのような交流が日常化する可能性、

『インターネットで人と人が繫がる市民運動
の実現は極めて困難なのです。

 

真の社会変革を成功させるためにも、一日も早くネット右翼をその副産物ごと清算し、 

「あるべきネット思想家像やあるべき市民団体」の萌芽を、
生やしてあげたい・・・。

それが私の願いでもあります。